私には小さい頃から「ああ、楽しいな。幸せだな。」と感じることが、たくさんありました。
両親は愛情にあふれていたし、お友達も多くて、学校も楽しかったです。
けれども一方で、「人生には避けられない苦しみがある」とも感じていました。
両親のことが好きであるほど、いつか死に別れなければならないのが怖かったのです。
みなさんも同じように、人生の楽しさ・苦しさを見てきたと思います。
わたしは子ども時代から「できれば、最高に幸せな人生を歩みたい」と思っていました。
ここであらためて、 「最高に幸せな人生をおくる方法」について、
考えてみたいと思います。
幸せな人生と苦しい人生の差
下の図を見てください。
これは、人生における「楽しさ(幸せ)」「苦しさ(つらさ)」を表しています。
オセロのように白黒の○●があって、
楽が多いほど、幸せをたくさん感じる人生、
苦が多いほど、つらい人生と言えます。
では、この人生を、下のように変えられたら、どうでしょうか?
2つの図を見比べると、
こちらの方が、「楽」○が多くなっています。
たとえば、わたしは腰痛を治した人を知っています。
腰痛が無くなって、別世界のように楽になったそうです。
腰痛もちの人にとっては、腰の痛みはとても苦しいものだそうです。
その痛みが無くなったとしたら、その分、苦●が、1つ減ります。
考えてみると当たり前かもしれませんが、
楽○を増やして、苦●を減らせば、
幸せがどんどん増えていくわけです。
もちろん、何を幸せと感じるか、何を苦しみと感じるかは、
人それぞれで違います。
しかし、周りを見渡してみると、
しょっちゅう幸せを味わっている人もいれば、
毎日苦しんでいる人もいます。
この差は、2つの図で言えば、
楽(○)が多いか、苦(●)が多いか、
ということです。
つまりシンプルなことですが、
次のことを実行すれば、より幸せな人生を作れます。
1、楽○(幸せ)を増やす
2、苦●(嫌なこと)を減らす
少し説明すると、
1、「楽○(幸せ)を増やす」には、
自分自身が「ああ、幸せだなあ」と感じられることを、集めていきます。
私の場合だと、
・興味のあることを、とことんやってみる。
・好きな物を身の回りに置く。
・好きなお友だちと会う。
・自分が心地よい場所に行く。
・自宅を居心地よくする。
・好きなカフェに行く。
などです。
また、自分と他の人はつながっているので、
・家族、友人、知人、他人にやさしくする・助ける
ということも入ってきます。
2、「苦●(嫌なこと)を減らす」には、
自分が「これは嫌だな」と思うことを、なるべく減らしていくのです。
たとえば、私ならば、
・体の調子が悪いとき、体調をととのえる
・好きじゃない物を、好きな物と交換する。
・なんとなく嫌な感じがする場所からは離れる。
・苦手なことは、人に助けてもらう
・家族や友人の病気をなおす、また、落ちこんでいたら、
話を聞いて気持ちを受け止めてあげる
などです。
とはいっても、幸せに感じることも、嫌だと感じることも、
その人によって違います。
それと、後述しますが、
人生には避けられない苦しみもあります。
これから、1つのサンプルとして、
私がどうやって楽(幸せ)を増やしているか、ご紹介します。
カテゴリ ”体の幸せをふやそう”
→次ページ 「2、楽(幸せ)を増やそう」