2013年12月23日月曜日

アートセラピーを行ないました

 
 
 
 
 
 
こんにちは、光雲です。
 
先日、帰国後して第一回目のアートセラピーを開催しました。


今回は少人数の募集だったので、参加者の方とじっくり話せてとてもよかったです。

みなさん、「わー、パレットがなつかしい」「小学校以来やわ」と言いながら、
とてもすばらしい絵を描いてくださいました。
 
その様子を少しお伝えしますね。
 
 

雪のふる日でしたが、遠くは大阪から来てくださった方もおられました。
 
今回は、心からほっとできる場所、「ヒラノハナレ」でのアートセラピーです。


全員そろったので、最初に、おしゃべりしながら体操をしました。
 
くつ下をぬいで、はだしになってから、足の5本指と手で握手します。


ふだんは頭から1番遠いところにある足さん、とても冷えています。
 
でも、歩く時にがんばってくれている。
 
今年も一年ありがとう足さん、と心でいいながら、じっくりもんでいきます。
 
片足をもみ終わると、冷えていた足がぽかぽか。
 
反対の足も同じように、ていねいにもんで。
 

足が終わったら、立った姿勢で、腰をゆらします。
 
日頃の生活で、右か左、どちらかの腰の筋肉はこわばりがちです。
 
そこを、ゆらりゆらりと、力を入れずにゆらしてほぐします。


みなさん、気持ち良さそうに、ああー、と言いながら体をゆらします。
 
ときどき、ポキポキと関節のなる音が聞こえました。
 
 
 
それが終わったら、「心の天気」を描きます。
 
 
目をとじて、自分の心を感じます。
 
そして目をあけて、目に飛びこんできた色えんぴつを手にとります。
 
それを左手(利き手と反対の手)に持って、手にまかせてぐりぐり好きなように描いていきます。
 
自分の心の天気は、晴れかな? くもりかな?
 
そう心に問いかけながら、手が動くままに描いて。


自分の気持ちが確認できた、という方や、
 
大きく感情が動いた、という方。
 
途中から夢中になって描いた、という人もおられました。
 

いよいよ、今回のメイン、水彩でお絵かきです。
 
水彩で使う画用紙は、わたしが絵を描くときにつかうのと同じ紙を用意しました。
 
これはとてもぶ厚く、もう紙というよりコットン布に近い、というくらいです。
 
けれどそのおかげで、とても美しく絵の具がにじみ広がってくれるのです。
 
 
はじめに、ハケをつかって紙全体に水をぬります。
 
こうすることで絵の具がきれいににじむのです。
 
逆に、わざと乾いた部分をすこし残すことで、そこだけちがうにじみ方になって、
 
それも美しい絵の一部を作ってくれます。

 
 
 
 
そして、色をえらんでぬっていきます。

 
 
 
 
 
自分の気持ちを感じながら、
 
手がうごくままに描いていきます。


 
 
 
2枚目はこんな色を描きました。
 
青緑とオレンジがとてもきれいです。


 
 
 
こちらは、アートセラピーの様子を撮った動画です。
 

 
 
 
 
 
さあ、みんなで筆をもって、絵の具を選んで描きはじめましょう。
 
みんな、夢中になって描いてくれました。
 
すぐに「2枚目が描きたいです」といってくださる方もいて、

わたしもとてもうれしくなりました。
 
 
そうやってできたこちらが、みなさんのすてきな作品たちです。
 



おいしいお菓子のような、やわらかくてやさしい筆づかいです。

 
 


雪ふる朝のような、幻想的な作品。


 
 
 
青い丸がぶどうみたいです。
 


 
 
 
 
空から赤いエネルギーの炎が出てくるようです。
 

 
 

 
 
おいしそう! ものすごくかわいい絵です。
 

 
 
 
道がつづいていて、その下を大きな力づよい車輪が、

ぐるぐると回っているようです。
 
 

 
 
 
海の中にいるみたいで、

水面は波立っているけれど、水中にはこんぶやわかめがゆらめいているかのようです。
 

 
 
 
とってもやさしくて、ふんわりしています。
 
 

 
 
 
 
凧あげみたいな感じもするし、
 
かがやく摩天楼につづく道のようでもあります。
 
 

 
 
絵を描いたあとは、
 
平元さんが作ったとびきりおいしい玄米おにぎりと
 
わたしが作ったあったかい粕汁をいただきました。
 
う、う、うまい!といいながら、ぷちぷち食感がたのしいおにぎりと、
 
具だくさんの粕汁でおなかもぽかぽかです。
 
 
食後は、平元まほさんの豆乳ケーキと、自家製ブレンドのハーブティーをいただきます。
 
このケーキがとにかく絶品で、現在はヒラノハナレでしか食べられません。
 
ヒラノハナレ
 
 
表面がやさしくさくっとして、中はふんわりもっちり。
 
素材も良いため、食べていて体がよろこぶのが分かります。
 
あまりにおいしいので、「ヒラノハナレの豆乳ケーキ」という名前で
 
近所のカフェでいつでも食べれるようにしてほしいと、本気で思ってしまう味です。
 
 
 
自家製ハーブティーもおいしい上に、色がとってもきれい!
 
ハイビスカスベースだと、すっぱくなりがちなところを、

天然素材のステビアでほんのり甘く、さっぱりと身体が浄化される感じがします。
 
 




こちらは平元まほさん特製オーガニックハーブティー「温」。

万能薬であるびわの葉がたくさん入っていて、体をあたためるジンジャーも入っています。

わたしもおうちで飲んでいて、芯からあったまります。


 
 
 
 
 
アートセラピーがおわって、お食事をしながら、
 
みなさんが深くご自分のことを話してくださって、
 
とてもうれしかったです。
 
 
アートセラピーをすると、心がゆるんで、気持ちをはなしやすくなる効果がありますね。
 
 
 
参加してくださった方々、会場をこころよく提供してくれた平元さん、
 
ほんとうにありがとうございました。
 
 


2013年12月13日金曜日

額の魅力


 
なぜ絵を額に入れるの?
 
絵の魅力を引き出すもの
 
 
 
今回は額の魅力や選び方についてご紹介します。
 
(写真はすべて、京都の額屋、大地堂さんです)
 
 
大地堂さんのホームページ
http://www.daichido.co.jp/
 
 
 
 

 

 
 絵に似合う額をえらびに来ました。
 
 
 

 
 
 
 
 
  
  
 
 どれが似合うかな。
 
 
 
 
 

  
こんなすてきな額もあります。よく見ると・・・
 
 
 
 
 

 
 
なんとリボンが彫ってあります! 細かい技術です。

 
 
 

 

 
 
額屋さんの作業風景。
 
額の裏にひもを通す金具をつけているところ。
 
 
 
 

 
 
できあがり。
 
この絵はお友達に送りました。
 
 
 
 
 

 
 
こんなタワーもあります! とがっているものは・・・
 
 
 
 
 

 
 
額の見本です。(額の角・かど)
 
 
  
 
 
 


 
 
大地堂さんと相談しながら、絵に似合う額をさがします。
 
 
 
 
 
 

 
 
見本をたくさん出してもらいました。
 
 
 
 
 

 
 
見本はこういうものです。
 
 
 
 
 
  
 
額の断面を見ることもできます。
 
 

 
 
  
 
まっすぐの見本もあります。
 
 
 
  
 
断面はこうなっています。
 
 
 
 
  
 
絵に合う額を探します。 
 
 
 
 
  
 
うーーんどれがいいかなあ。
 
まよいながら、とても楽しい時間です。
  
 
 
 
 
 
  
 
いろんな額をあわせてみます。
 
 
 
 
 
  
 
さらに多くの額を大地堂さんが出してくれました。 
 
 
 
 
 

  
 
ぴったりの額をもとめて、いくつも見本をあわせてみます。
 
 
 
 
 
  
 
こっちはどうだろう。
 
 
 

  
 
この絵には、この額が合うんじゃないかな。
 
 
 
 
 
  
 
店主の漆山さんが一点ものの額を出してくれました。
  
 
 
 
 
  
 
凝ったつくりで、色もとてもかわいいです。
 
 
 
 
 
  
  
もっと似合う額がないかな。
 
 
 
 
 
 
  
  
いろいろ合わせてみます。
 
 
 
 
 
 
  
 
これがよさそう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
*          *          *           *           *

 
 
 
 
  

 
 
 
 
 
  
 
後日。大地堂さんから「絵が完成しました」と連絡がありました。
 
額を特注した絵が、どうなっているか、ドキドキしながら行きました。

 
 
 
 
 
 
  
 
 
おおー!
 
 
 
 
 
 
  
 
 
すごくかわいい!
 
 
 
 
 
 
  
 
 
これもかわいくできました。
 
この『いちごジャム』という絵は、大地堂さんが
 
「マット(絵と額の間)は、布地が似合いますよ」
 
とアドバイスをくださり、
 
光沢のある薄いベージュの布地をマットにしました。
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
この絵も、たくさんの額をためしてから、ようやくたどりつきました。
 
 
 
 
 
 
  
 
 
白地にかわいい模様の額。このタイプだけでも4色から選べます。
 
 
 
 
 
 

  
 
 
すごくすてきに仕上げてもらいました。
 
絵によく似合っています。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
額は、絵にとって洋服のようなものです。
 
大好きな絵を、さらに引き立たせてくれます。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 


 

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