2015年1月29日木曜日

うちの家訓


 

 

前回、おはなしさしてもらった、父・正男です。

赤ちゃんが大好きでした。 



久保家の家訓は、 


 「人生、一番だいじなことは、"かわいげ"じゃ。」



うちの父が注意するのは、ウソをついたときでもなく、

勉強しなかったときでもなく、


人として、かわいげのない態度をとったときでした。



もろに不機嫌な態度をとったり、

 「なにか欲しいものある?」と聞いてくれてるのに、

「別にほしいものなんて無い」といって、好意をむだにしたり。



そういうときに、


「人生をわたっていくのに、だいじなのは、学力でも才覚でもなく、かわいげなんじゃ」


と、言われたものでした。





父は、わたしが知っている人の中で、いちばん、かわいげのある人でした。







  

2015年1月27日火曜日

父の誕生日

昨日は、うちの父の誕生日でした

生きていれば、78才なんですよね



意外にもわたしの好きな俳優と、誕生日がおなじで、びっくりです。

それは、「ベニスに死す」という映画の美少年、ヴィヨルン・アンドレセンと、

「明日に向かって撃て」などで有名な、ポール・ニューマンと、同じ誕生日です。 



父はわたしに、多くのすばらしい影響をあたえてくれた人です。

いまでも、父のように愉快でおもしろく、かわいらしい人にあったことがありません。



父は、わたしのことを溺愛してくれて、

定番ですが、「目に入れても痛くない」ということを、何度も言っていました。



父はよく、ため息まじりに、


「うちの娘ほど、美人な娘はおらん。

 ただ美人なだけなら、どこにでもおる。


 うちの娘は、なんじゃゆうても、"品"がある。

 この品というものだけは、持って生まれたもんじゃけえ、

 つけようと思っても、つけられるもんじゃない。


 うちの子だけは、皇居に嫁に出しても恥ずかしくない」


ということを、何度も言うのです。




成人してから、わたしは、たびたび父に感謝の言葉をかけました。


わたしは中学のときから、高い私立学校に行かせてもらって、

大学も広島をはなれ、ずいぶんお金をかけてもらいました。



「ありがとうね、おとうさん。裕子のために、たくさんお金を使わせたね。」



すると、ある日、父は、涙まじりに



「そんなお礼なんか、言わんでいいんじゃ。

あんたは、なんぼお金をぶちこんでも、おしくない女だったんじゃ。」



それを聞いて、わたしは、親というものはありがたいなあ、と、心からおもいました。





父は、いつもだれかを笑わかせようと、にこにこしているひとでしたが、

けっして、いつも周りを見て気を使っているわけではありませんでした。



自分の世界に生きていて、家族4人でいるときに、1人新聞の記事などに入り込んで、

わたしたち3人がまわりでさわがしく話していても、気がつかないようなときがありました。


そして、急に会話に入ろうと思ったのか、もうその話題が終わってるのに、

2つ3つ後ろの話題についてしゃべりはじめるのです。


すると、母がかならず、


「まあお父さん、乗り遅れた船に乗ろうと思ってからに。はあ遅いわいね。」


というのです。


すると父が、


「足だけかけとったんじゃがの。」


などと言い、家族4人の夕食は、いつも爆笑続きでした。

お腹が痛くなるほど、わらっていました。



わたしにとっては、これが普通だと思って大きくなりましたが、

大人になって友だちと家族のことについて話し合うと、

なかなか、うちのようなド明るい家は無いようでした。



つらいことがあっても笑い話にする、父はそういう人でした。






お父さん、いつも愛しています。







 

2015年1月25日日曜日

アフタヌーンティーのカップをもらいました。




 
 
 
もらったもの自慢、第2弾です。
 
アフタヌーンティーのカップをもらいました。
 
 
 
カリフォルニアのバークレーに留学したときに、お友だちになったキャンディス。
 
彼女が、とってもすてきな、アフタヌーンティーのカップをくれました。
 
 
 
可憐でうつくしいお花が、たくさん描いてあって、たまらないかわいさです。
 
毎日、このカップに紅茶を入れて、ティータイムをたのしんでいます。
 
 
 
いまは特に、本の原稿をかいているので、
 
ちょうほうしています。
 
 
 
スターバックスが、大事な書斎になっています。

すわる位置も決まっていて、なぜかそこにすわると書ける!
 
魔法の場所です。
 
 
マイざぶとんまで持っていって、すわっています。
 
 
 
ここの店員さんは、笑顔がすてきな、やさしい人ばかりで、

わたしが変な客でも、あたたかく見守ってくれています。
 
かわいい子が多くて、

明らかに笑顔に癒されにきているおじさんがたくさんいます。
 
 
 
わたしは、1番大きいサイズのブレックファーストティーをたのんで、

紙コップにミルクを入れ、
 
このマイカップ持参で、おいしいミルクティーにして飲んでいます。
 
 
 
キャンディス、ほんとうにありがとうね。
 
 
 
 
 
 

2015年1月24日土曜日

今すぐできる、絵でお部屋を明るくする方法

 
 
 
今回は、お金をかけずに絵を楽しむ方法を、ご紹介します。
 
 
 
これまで個展をやってきて感じたことなのですが、
 
「絵を飾って楽しむ」というと、お金持ちの趣味だと思われます。
 
とくに日本では、そう思っている人が多いようです。
 
 
 
仙台で個展をおこなったときも、ギャラリーのドアの前で、
 
入ろうかどうしようか、と迷っている人がたくさんいました。
 
 

でも、そうやって勇気を出してギャラリーに入ってきてくれた人が、
 
なんと愛おしかったことでしょう。
 

すぐに、あたたかい紅茶をお出しして、
 
ゆっくり絵をたのしんでもらいました。
 
 

それほど日本では、絵をたのしむということが、
 
特別なことになっているのだなあ、と思いました。
 
 
けれども、よく考えてみると、
 
「好きなものを好きな場所に置く」
 
というだけのことです。
 
 
 
けっして、特別なことではなく、
 
好きなお洋服を着たり、好きなカップでお茶を飲んだりするのと、同じことです。
 
 
 
 
わたしが留学したカリフォルニアのバークレーでは、
 
多くの人たちが、好きな絵を手に入れて、お家に飾っていました。
 
  
小学校のチャリティーで、オークションに絵を出品したときも、
 
またたく間に、絵が競り落とされました。
 
 
みんな、絵の値段が高い・安いは関係なく、
 
自分が本当に好きだと思う絵を、お家に飾って楽しんでいたのです。
 
 
 
絵が飾られた部屋は、にぎやかになるし、その人らしさが出ます。
 
 
 
わたしも、絵を飾るのは大好きです。
 
 
 
でも、そう言うと、
 
「絵を買うほど、お金に余裕がない」
 
という言葉を聞きます。
 
 
 
たしかに、画家が描いた原画(絵のオリジナル)は、値段が高いものもあるし、
 
なかなか手が出ないかもしれません。
 
 
 
けれども、絵を飾るだけなら、お金をかけなくても、楽しめます。
 
 
 
このブログ記事の最初にある、写真の絵。
 
この絵を飾るのに、いくらお金がかかったか、分かりますか?
 
 
 
 
じつは、かかったお金は1000円です。
 
 
 
なぜかというと、この絵はカラープリンターで印刷したものなので、タダです。
 
額だけ、1000円で買いました。
 
 
 
印刷したものですが、けっこう、きれいに色が出ますよ。
 
実際にわたしのお家で飾っていて、今も、お部屋を明るくしてくれています。
 
 
 
やり方はカンタンで、
 
1、絵のダウンロードページで、好きな絵を選ぶ。
 
2、その絵を印刷する。
 
3、額を買ってきて、絵を入れて飾る
 
 
たった、これだけです。
 
 
 
 
 
 
 




わたしの友人でも、会社の自分のスペースに印刷した絵をかざって、

仕事のつかれを癒している子がいます。



また、お店をされている方で、壁にいくつも飾ってくださって、

明るい雰囲気になってうれしい、とおっしゃる方もおられます。




お部屋に好きな絵を飾るということは、

自分の目がよろこぶ色彩を、視界に置く、ということでもあります。

しあわせな気持ちがアップするのは、自然なことです。




みなさんも、どうぞ、好きな絵を飾ってみてください。

お部屋が、あたたかく、あなたらしい空間になりますよ。




○絵のダウンロードページはこちら

http://koun18.com/painting/download/index.html



○ただいま、2015年の春の個展ページでは、

 絵を印刷できるデータを、順次、アップしていきます。

 どうぞ、お好きな絵を印刷して、お楽しみください。

http://koun18.com/painting/gallery/index.html









 

2015年1月19日月曜日

仏教についての、質問を募集しています


 



みなさま、こんにちわ。みなさんにちょっと、お聞きしたいことがあるのですが。
仏教について、どんなことでも、素朴な疑問があったら、おしえてくださいますか?
  
ただいま、初めての本を執筆中で、本の内容に反映させたいと思います。
(画像のマンガは、ノリノリで原稿を書いているときに描いたものです。)...
 
みなさんに募集する質問は、
 
・仏教についての、素朴な疑問。
・あなたが思う「幸福」とは、どんなものですか?
 
おもに、この2つです。
 
 
例えば、
 
・ひどい災害や大地震などが起こったときに、
「こんな大きな不幸が起こるんだったら、神さまや仏さまなんて、いないんじゃないか?」
という疑問だったり。

・お釈迦さまって、何人?日本人だよね?という疑問。
 
・仏さまって、何人いるの?1人だけだったら、全人類を救うのは無理じゃない?などなど。
 
 
もしも、同じような質問が何人かの方から出たら、
本の中でしっかりお答えしたい、と考えています。
 
よかったら、このコメント欄でなくてもいいですので、
メッセージ、メールなど、あなたがやりやすい方法で
気軽に質問を送ってくださるとうれしいです。
 
 
みなさんに、すえながく愛される本にしたいので、
協力していただけると、とてもうれしいです。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
カテゴリ ”本を出してみました”

→次ページ 「本の形にして、原稿を校正しています」
 
 
 
 
 
 
 

2015年1月12日月曜日

初めての本を書いています。



ただいま、はじめての本を書いています。


ここのところ、毎朝、スターバックスで書きつづけていた原稿を、
一度分解して、グループ分けしてみて。

構成をかんがえています。


目標は、浄土真宗の教えをまったく知らない人にも、
仏教の基本から理解してもらい、親鸞さまの教えまで、
わくわく読める本です。

たのしいマンガや挿絵も、たくさんのせるつもりです。

しばらくは、うちにこもって、がんばろうと思いまーす。
 
 
  
 
 
 
 
  
カテゴリ ”本を出してみました”

→次ページ 「仏教についての、質問を募集しています」

 
 
 
 
 

2015年1月9日金曜日

ギャラリー会場を探しています

 
 
 
 




今日は、春にやる、絵の個展(ギャラリー)の会場をさがしに行きました。
この写真は、旧大津市公会堂という、クラッシックな建物じゃ。
 
その2階にギャラリースペースがあるのですが、
残念なことに、もう予定でいっぱい、とのことでした。...
 
東京か、関西か、どっちかで会場を探しています。
 
本も出版するので、その出版記念パーティーもかねて、
絵の個展をやりたいなあと思っています。
 
 
2枚目の写真は、ハワイアンキッチンズというカフェです。
以前わたしは、滋賀県のRカフェで個展をおこないました。
偶然みつけた、比良の湖岸にある、そこだけハワイなすてきなカフェです。
 
ハンモックが大きな木にゆれていて、
湖がとてもきれいで、何度もいやされました。
 
Rカフェのページ
http://www.carmel.jp/cafe
 
 
その店長・山田さんが、新たに出したお店です。
 
ランチもおいしく、デザートには、
山盛りクリームと、たっぷりフルーツのパンケーキ!
おなかいっぱいになりました。
 
ハワイアンキッチンズのページ
https://www.facebook.com/hawaiiankitchens
 
 
どこか、すてきなギャラリー会場、ないかねえ。
アメリカでやった時も、いろいろ探して、すてきなカフェギャラリーで行うことになったけえねえ。
 
みなさま、よい場所あったら、おしえてくださいね。

 
 
 

  *     *     *     *     *     *     
 
 
 
(後日、ぶじに会場がきまりました↓)
 
 
日本で最後の個展をひらきます 久保光雲  KOUN's ART GALLERY 5.2-3 2015
 
http://koun18jp.blogspot.jp/2015/04/kouns-art-gallery-52-3-2015.html
 
 
 

2015年1月4日日曜日

ぶっちゃけ寺、第4弾です。




第4弾、ぶっちゃけ寺に出演します。
明日、1月5日(月)の深夜 24:15~24:45まで。
テレビ朝日です。


 
  
東京中心の番組です。
関西は、またおくれて放送があります。
  

北海道・沖縄など、いくつかの場所は、おなじ時間で見れるとききました。
 
  

今回は、お坊さんが尊敬する人、というテーマです。
わたしは、もちろん親鸞聖人のことを、「仏教界の革命児」として、紹介しています。
 
  

他のお坊さんからは、けっこうカジュアルなミュージシャンやアイドルの名前があがっていたので、ギャップがあって、撮影中は大爆笑でした。どんなふうに編集されているか、たのしみです。
  

お寺のロケにも行っていて、
千葉県のめずらしい覆面観音という仏さまを、案内します。
  

あまりに力がつよすぎるので、
お面をつけられた、めずらしい観音さまです。
 
 


よかったら、みてくださいね。
  
テレビ朝日 ぶっちゃけ寺のページ
http://www.tv-asahi.co.jp/pr/contents/20150105_25881.html






 

2015年1月1日木曜日

みなさま、あけまして、おめでとうございます。

 
 
 
 
 
みなさま、あけまして、おめでとうございます。
 
昨年は、みなさんに支えていただいたおかげで、
すばらしい年になりました。
 
 
今年も、はりきっていきますので、
よろしくおねがいします。
 
いっしょにお茶でものみましょうね。
 
 
今日は、1年をふりかえって、
ブログの中で、評判のよかったものを、ピックアップしてみました。
 
興味のある項目を、クリックしてみてくださいね。
 
 
 
思い込みを外して、幸せを増やそう
http://koun18jp.blogspot.jp/2014/08/blog-post_20.html
 
 
 大事な人が亡くなった方へ・・・悲しみを癒す
http://koun18jp.blogspot.jp/2014/08/blog-post_15.html
 
 
 幸せな人生のヒント
http://koun18jp.blogspot.jp/2014/11/blog-post_24.html
 
 
 着物を安く楽しもう
http://koun18jp.blogspot.jp/2014/08/blog-post_18.html
 
 
 初めての本を出すことになりました
http://koun18jp.blogspot.jp/2014/12/httpwww.html
 
 
 紅茶も一工夫で、もっとおいしく。
http://koun18jp.blogspot.jp/2014/09/blog-post_27.html
 
 
とってもカンタン、ドリップコーヒーの作り方
http://koun18jp.blogspot.jp/2014/09/blog-post.html
 
 
 4コマまんが『なやみ子さん』
http://koun18jp.blogspot.jp/2013/11/blog-post.html
 

 
『ぼくはお金を使わずに生きることにした』 マーク・ボイル著
http://koun18jp.blogspot.jp/2014/07/blog-post_13.html
 
 
カリフォルニア個展:参加された方々の感想
http://koun18jp.blogspot.jp/2013/04/blog-post.html
 
 
 
 
 
 
 

 

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