こんにちは、光雲です。
先日、帰国後して第一回目のアートセラピーを開催しました。
今回は少人数の募集だったので、参加者の方とじっくり話せてとてもよかったです。
とてもすばらしい絵を描いてくださいました。
その様子を少しお伝えしますね。
今回は、心からほっとできる場所、「ヒラノハナレ」でのアートセラピーです。
全員そろったので、最初に、おしゃべりしながら体操をしました。
くつ下をぬいで、はだしになってから、足の5本指と手で握手します。
ふだんは頭から1番遠いところにある足さん、とても冷えています。
でも、歩く時にがんばってくれている。
今年も一年ありがとう足さん、と心でいいながら、じっくりもんでいきます。
片足をもみ終わると、冷えていた足がぽかぽか。
反対の足も同じように、ていねいにもんで。
日頃の生活で、右か左、どちらかの腰の筋肉はこわばりがちです。
そこを、ゆらりゆらりと、力を入れずにゆらしてほぐします。
みなさん、気持ち良さそうに、ああー、と言いながら体をゆらします。
ときどき、ポキポキと関節のなる音が聞こえました。
それが終わったら、「心の天気」を描きます。
目をとじて、自分の心を感じます。
そして目をあけて、目に飛びこんできた色えんぴつを手にとります。
それを左手(利き手と反対の手)に持って、手にまかせてぐりぐり好きなように描いていきます。
自分の心の天気は、晴れかな? くもりかな?
そう心に問いかけながら、手が動くままに描いて。
自分の気持ちが確認できた、という方や、
大きく感情が動いた、という方。
途中から夢中になって描いた、という人もおられました。
水彩で使う画用紙は、わたしが絵を描くときにつかうのと同じ紙を用意しました。
これはとてもぶ厚く、もう紙というよりコットン布に近い、というくらいです。
けれどそのおかげで、とても美しく絵の具がにじみ広がってくれるのです。
はじめに、ハケをつかって紙全体に水をぬります。
こうすることで絵の具がきれいににじむのです。
逆に、わざと乾いた部分をすこし残すことで、そこだけちがうにじみ方になって、
それも美しい絵の一部を作ってくれます。
そして、色をえらんでぬっていきます。
自分の気持ちを感じながら、
手がうごくままに描いていきます。
2枚目はこんな色を描きました。
青緑とオレンジがとてもきれいです。
こちらは、アートセラピーの様子を撮った動画です。
さあ、みんなで筆をもって、絵の具を選んで描きはじめましょう。
みんな、夢中になって描いてくれました。
すぐに「2枚目が描きたいです」といってくださる方もいて、
わたしもとてもうれしくなりました。
そうやってできたこちらが、みなさんのすてきな作品たちです。
おいしいお菓子のような、やわらかくてやさしい筆づかいです。
雪ふる朝のような、幻想的な作品。
青い丸がぶどうみたいです。
空から赤いエネルギーの炎が出てくるようです。
おいしそう! ものすごくかわいい絵です。
道がつづいていて、その下を大きな力づよい車輪が、
ぐるぐると回っているようです。
海の中にいるみたいで、
水面は波立っているけれど、水中にはこんぶやわかめがゆらめいているかのようです。
とってもやさしくて、ふんわりしています。
凧あげみたいな感じもするし、
かがやく摩天楼につづく道のようでもあります。
絵を描いたあとは、
平元さんが作ったとびきりおいしい玄米おにぎりと
わたしが作ったあったかい粕汁をいただきました。
う、う、うまい!といいながら、ぷちぷち食感がたのしいおにぎりと、
具だくさんの粕汁でおなかもぽかぽかです。
食後は、平元まほさんの豆乳ケーキと、自家製ブレンドのハーブティーをいただきます。
このケーキがとにかく絶品で、現在はヒラノハナレでしか食べられません。
ヒラノハナレ
表面がやさしくさくっとして、中はふんわりもっちり。
素材も良いため、食べていて体がよろこぶのが分かります。
あまりにおいしいので、「ヒラノハナレの豆乳ケーキ」という名前で
近所のカフェでいつでも食べれるようにしてほしいと、本気で思ってしまう味です。
自家製ハーブティーもおいしい上に、色がとってもきれい!
ハイビスカスベースだと、すっぱくなりがちなところを、
天然素材のステビアでほんのり甘く、さっぱりと身体が浄化される感じがします。
こちらは平元まほさん特製オーガニックハーブティー「温」。
万能薬であるびわの葉がたくさん入っていて、体をあたためるジンジャーも入っています。
わたしもおうちで飲んでいて、芯からあったまります。
アートセラピーがおわって、お食事をしながら、
みなさんが深くご自分のことを話してくださって、
とてもうれしかったです。
アートセラピーをすると、心がゆるんで、気持ちをはなしやすくなる効果がありますね。
参加してくださった方々、会場をこころよく提供してくれた平元さん、
ほんとうにありがとうございました。