2015年7月28日火曜日
2、愛情が満たされたら・・・
2つの方法で、愛情を満たそう
これまで見てきたように、愛情を満たすには2つの方法があります。
1、気持ちを受けとめる
2、スキンシップ
これを絵にすると、こんなイメージになります。
「光雲な毎日」という本にも書きましたが、
私の父は、世界一の娘として私を育ててくれました。
母は、私のやりたいことを何でもやらせてくれました。
愛情のコップでいえば、愛情が溜まっていくどころか、
愛情でできた海にコップごと浸かっていたような感じです。
この愛情の海のような両親のおかげで、
私というコップは、これ以上なく満たされていました。
私はこの両親の愛情のおかげで、
「自分は最高によいのだ」という自己肯定感をもって、育つことができたのです。
では次に、愛情のコップがタプタプに満たされたらどうなるか、見ていきましょう。
みんながうれしい愛情表現1 「あいさつ」
自分が愛情でタプタプになると、愛情を表現したくなるものです。
わたし自身、愛情をたくさんもらったおかげで、
そのうちに、自分から愛情を表現するようになりました。
これからご紹介するのは、
アメリカ・ブラジル・台湾・エクアドル・イギリス・マレーシア・ベネズエラ・・・
色んな国のお友だちが、よろこんでくれた愛情表現です。
カンタンなものでは、あいさつ。
じつは、あいさつだけでも、愛情を表現できるのです。
「おはよう」「こんにちは」と、相手に声をかけるだけでも、
「あなたがそこにいるのを分かっているよ、受け入れているよ」
というメッセージを伝えられます。
知っている人と道ですれちがったときに、
声をかわさなかったら、ちょっとさびしい感じがしませんか?
これは、
「あなたがいるのを感じているよ、分かっているよ」
ということを伝えてもらえなかったから、というのが大きな理由です。
あいさつというシンプルなものですが、
とっても大事なものでもあるんです。
みんながうれしい愛情表現2 「良い点を認めて、伝えてあげる」
相手の良い点を認めてあげると、自己肯定感がアップします。
見た目の良さ、頭のかしこさ、スポーツが上手、知識が豊富、感情表現が豊か・・・
そういう良い点を認める。
でも、それだけではありません。
その人が認められていないこと、価値が無いと思っていることがあれば、
その価値を教えてあげる。
たとえば、広いおでこ・りりしい顔つきの、とてもかしこそうに見える人がいました。
なので「かしこそうに見えますよ」と何度か伝えると、
「実は、私はおでこが広いから、自分の顔がきらいだったんです。
でも、かしこそうに見えると言われて、自分の顔が好きになってきました。」
といわれました。
また、
「無駄な時間を過ごすこと」を自分に許していない人がいました。
マンガを読んだり、ぼーっとしたりすることは、
ダラダラした無駄な時間だとおもっていたそうです。
そんな時間を過ごすよりも、なるべく仕事に時間を使うべきだと思い込み、
逆に疲れて仕事がはかどらない状態です。
でも、自分が好きなことをしてリラックスするのは、とても大切な時間です。
何か、やり遂げたいことがあるならば、むしろぼーっとしたり、
気持ちいいことを毎日するべきです。
そこで、
『ぼーっとしたり好きなことをする時間を過ごすことで、
リフレッシュできて、次の仕事に全力で取り組めるようにもなるよ』
そう伝えると、さっそく小説を買ってきて、ゆっくりしながら読んだそうです。
それによって、気力がよみがえってきて、今ではゆっくりする時間を大切にしながら
仕事に積極的に取り組めるようになったといいます。
このように、その人が価値を認めていないことにも、
じつは良い点があるのだ、ということを教えてあげる。
それだけで、人生の幸せ度が上がることがよくあります。
みんながうれしい愛情表現3 「笑顔をほどこす」
笑顔を向けてもらうと、こっちもとても幸せな気持ちになれます。
たとえば、通りすがりの人に笑顔で「おしゃれですね」といわれたら、
その日は一日中、ハッピーな気分になれます。
わたしがアメリカのバークレーにいた時、
よく通りすがりの人から声をかけてもらいました。
「そのワンピース、すてきだね」
「きれいな花をもってるわね」
そんな一言が、一日を色あざやかにしてくれます。
さあ、次は、自分を大事にするやり方を見ていきます
カテゴリ ”心の幸せをふやそう”
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