2015年7月30日木曜日
3、苦(嫌なこと)を減らそう
前のページでは、楽(幸せ)の増やし方について、見てきました。
このページでは、私の苦(嫌なこと)の減らし方についても、
少しくわしくお話します。
嫌なことの減らし方
夜更かし
夜遅くまで起きるのが楽しい、という人もいると思います。
私の場合は、 次の日にスッキリ感がないままで
人と会ったり、仕事をしたりするのが苦手です。
それよりも、朝の光の中で絵を描いたり、
呼吸法をしたり、体操したりするのが気持ちよくて好きです。
静かな場所で自分の感覚にたずねてみることで、
「一見楽しいけれど、体が嫌がっているもの」を取り除くことができます。
そうやって、心地よい人生を作ることができるのです。
苦手なこと・できないこと
人には得意・不得意があります。
わたしの場合、絵を描くことや、人前で話すことは苦になりませんが、
そうじや片付けは得意ではありません。
今まで引越しをたくさんやったし、移住もしたのですが、
自分の限界を超えた分は、人に手伝ってもらいます。
仕事をしながらブラジル移住の準備をしていた時は、
お手伝いさんにそうじや片付けをしてもらっていました。
また、ブラジルで必要になるポルトガル語の書類を用意するなど、
努力しても出来ないことがあります。
そこも、日本に20年住んでいる日系ブラジル人の方にお願いしました。
テレビのニュース
テレビのニュース番組には、残酷な凶悪事件を、
細部にわたって放送することがよくあります。
悪い事件と同じくらい、良い出来事もあるはずですが、
ニュース番組は人の興味を引きつけるために
悪いニュースをえんえんと流します。
また、テレビを見るときは受身で、自分が必ずしも欲しくない情報を
一方的に、どんどん頭に入れられる感じがします。
なので、私の家にはテレビがありません。
インターネット
ネットもあまり見ません。
仕事をし続けていて、気分転換をしたい時に見るくらいです。
映画を見にいく時間もないときなど、映画の予告やあらすじを読み、
あとは、お料理のレシピを見たりする程度です。
病気やケガ
病気になったり、思わぬケガをすることがありますね。
大きなものだと骨折したり、入院する。
小さなものだと、なんとなく体がだるいとか、肩がこる、頭痛など。
気をつけていても、風邪をひいたり、コケたり。
私も、子どもが小さい頃、足を骨折してボルトを入れたことがありますし、
留学した時も、アメリカに行ってすぐに、
たくさん通行人がいる銀行の入り口で、思いっきりコケました。
日ごろ、ちょっと調子わるいなあ、ということも、
たまにあります。
ケガも病気も、できれば避けたいですよね。
では、どうすれば避けることができるでしょうか?
わたしの場合は、「無理をしない」ことを心がけています。
仕事が忙しすぎたり、予定がいっぱいで無理をすると、
どうしても急いだりあせったりするので、
あわてて忘れ物をしたりコケたりしやすいです。
なので、ちょっとでも「ああ、無理してるな。急いでるな」と思ったら、
一度深呼吸をして、ゆったり動くようにしたり、予定を少なくしたりします。
また、そういう時ほど体の調子に気をつけて、
体操をしたり、食べ過ぎをひかえ、体調をととのえています。
これだけで、物事がスムーズにいくようになってイライラが減りますし、
ケガや病気の回数は激減しています。
現代は、みんな忙しく、時間に追われています。
みなさんも、「自分は無理してるかもしれない」と思ったら、
すこし立ち止まって、深呼吸したり、予定を減らしてみてくださいね。
それだけで、人生をゆったりしたものに変えられますよ。
苦(嫌なこと)を減らす : まとめ
苦(嫌なこと)は、工夫次第で避けられるものもあります。
このページでは、工夫することで苦を減らすやり方を書きました。
でも、ここに書いていないことで、みなさんが苦に感じていることも、あるでしょう。
それらも、工夫次第で減らせるかもしれません。
いろいろチャレンジしてみて、うまくいったら、教えてくださいね。
しかし、人生にはどうやっても避けられないことがあります。
次ページでは、死ぬときに後悔しないためにも、
避けられない苦しみも、ごまかさずに考えてみたいと思います。
カテゴリ ”幸せな人生をおくるために”
→次ページ 「避けられない苦しみの種類」
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