今日は、着物は安くでも着れるよ、ということをお話ししたいんじゃ。
着物というと、みんなのイメージは、
とても高くつく、
汚したら大変、
苦しくて動きにくい、
なんだかルールがあって難しそう、
という感じじゃないじゃろうか?
先日、お茶のおけいこの仲間たちとのランチがありました。
そのとき私は、上の写真のような着物を着たんじゃ。
外は雨。ふつう、着んじゃろう。
でも着るんじゃ、わたしは。
まず、この赤い着物。
色がだいすきなんだけど、洗える着物なんよ。
そしてなんと、弘法さん(京都の東寺で毎月ひらかれる市)で、500円じゃ。
こちらの写真にある半襟には、花柄が見えてるんだけど、
これは、100円ショップでかった手ぬぐいをぬいつけたのだ。
帯も、好きな布を使えるんじゃ。
このかわいい兵児帯(へこおび)も、もともとはカーテン用の布をちくちくぬって、帯にしたんじゃ。
手縫いでいけるし、そんなに大変じゃないよ。
このかわいい兵児帯(へこおび)も、もともとはカーテン用の布をちくちくぬって、帯にしたんじゃ。
手縫いでいけるし、そんなに大変じゃないよ。
帯留めという、帯の真ん中につけるアクセサリーもあるんじゃ。
写真のやつは、グリーンのとんぼ玉を、ラブリンクスというジュエリーの玉ではさんでみた。
きれいじゃ。
帯締め(細いひも)は、手芸やさんで120円でかった。
着物にはどんな指輪が合うんですか、というのも、よく聞かれる。
けっこうみんな、ひかえ目な指輪をしてしまいがちじゃけど。
着物には、着物の柄に負けんような、大振りな指輪のほうが、似合うんじゃ。
この写真にあるのは、お気に入りの、お花の指輪じゃ。
よく言われるのが、
「着物って、高いでしょう。10万はかかるし」
というんじゃが。
見ての通り、そんなことないんじゃ。
そりゃあ、高い着方もあるけど、昔の人にとったら、普段着じゃし。
わたしらも、もっと気楽に着たらええと思うんじゃ。
それよりなにより、着物って楽しいんじゃ。
色を自由に組み合わせられるけえ。
絵を描きよるみたいじゃ。
着て歩いたら、いいこといっぱいあるよ。
どこのお店でも、ていねいに応対してもらえるし。
カフェでも、1番いい席に案内してもらえるよ。
一日で、いろんな人から、素敵ですね、といわれたり。
そういう目で見られたり。
お姫さま気分じゃ。
そういうわけで、わたしは、お出かけは着物にするようにしとるんじゃ。