2014年10月10日金曜日
幸せの感覚を、豊かにするもの
わたしは今、とても幸せに満ちた人生をおくっています。
広島に生まれ、日本人ばなれした愛情表現をする明るい父と母に育てられました。
それでも、最初からここまで幸せだったわけではありません。
自己紹介のページにも書きましたが、わたしはもともと、
仏教のことは何も知らず、お仏壇もない家に生まれました。
子どもの頃から絵を描くのが好きで、そのまま芸術大学に進学したのですが。
大学時代は、先生や他の美大生、お客さんなどの評価が気になって、
絵を描くことを、心から楽しむことはできなかったように思います。
でもその後、仏教と出会い、人生が180度転換することを、身をもって知りました。
さらに、絵で自分の気持ちを自由に描けるようになったのは、もっともっと後、2005年からです。
この時から、自分の気持ちを素直に認めることができるようになりました。
それ以来、毎日、絵を描いています。
この当時も今も、わたしは、自分の気持ちを表現するために、絵を描いています。
もっと言えば、純粋に自分のために絵を描いているのですが、
不思議なことに、ある時から少しずつ「あなたの絵がほしい」という方があらわれました。
絵に興味をもってくださる方がいることを知り、
それは言葉で言いあらわせないほど、うれしいことでした。
そこで描いた絵をデータ化して、ホームページでダウンロードできるようにしておいたら、
「あなたの絵を、出版する本の表紙に使いたい」
と言ってくださる方もあらわれました。
そして個展をするようになり、今まで関西・仙台・アメリカで個展を開催してきました。
カリフォルニアの個展に参加された方々と。
個展に参加された方々の感想です。(日本語訳つき)
絵を描いている様子 → youtubeで見る
幸せは、自分の気持ちをそのまま認めるところから、スタートします。
わたしの絵も、気持ちにそのまま色をつけて描いています。
好きなこと、楽しいこと、いっしょにいると楽しい人。
そんな気持ちを、ごまかさずに認める。
そうするだけで、少しずつ、幸せが近づいてきます。
そうは言っても、気持ちをそのまま認めるのは、なかなかむずかしいもの。
ありのままの気持ちは、すこし目をはなしただけで、するりするりと手から抜けおちていきます。
そんな気持ちを感じとるために、わたしは、カール・ロジャーズという、
近代カウンセリングの基礎をつくった人の理論も学んできました。
自分の感情を正しく把握できるようになると、
本当に心から求めていることが分かるようになります。
これを続けていくと、苦しみが減って、幸せが増えるのです。
まわりの人が幸せになっていくのを見るのがうれしくて、
ご縁のあった方に限定して、カウンセリングもしています。
自分に合った仕事や、一生のパートナーに出会ったときに、
「これだ!」とピンと来るのも、気持ちに敏感な人に共通しています。
みなさんも、ぜひ自分の気持ちを感じてみてくださいね。
苦しいことが減って、好きなことや幸せが増えますよ。
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